設計事務所のミーティングルームのテーブル。ステンレスパネルとベイヒバの立体組子で構成された空間であり、木と金属を融合させることを意識して、特殊な銅の金属塗装(金属成分が95%であり、質感も高く酸化による経年変化も楽しめる)を木に施した。コストと反りを考慮して天板は2分割し、中央に無垢の銅版を配している。銅塗装を施した天板は研ぎ出しを中央部に限定することで、杢の表情を活かしつつミーティングルームのテーブルであり、文字を書く際に邪魔になる凹凸を極力排し実用面も考慮している。

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